うさぎのろぐ

ツイートまとめ
「むすんでひらいて」。メルがプレゼント選ぶところから書き始めたけど、そっちは使わなかったのでボツになった裏話もろもろ。

・ペンを選んだのは、自分がもらってうれしかったものだから。桜河が喜ぶもの、かつ、HiMERUじゃない自分が選んだものをあげたかった。「俺」のは、高校卒業時に恩師的なおじいがくれた2000円くらいのやつだけど、箱に収まったペンなんて初めて手にしたのでうれしかった。そもそも使う人のことを考えて選ばれたプレゼントってあまりもらったことがなかった。

・名入れしてもらおうと思ってたけど、サンプル見たら筆記体のKとHが似てて、桜河にはなんて書いてあるか読めないかもしれないと思ってやめた。

・初めは直接渡すつもりだった。メッセージカード付けますか?って聞かれて、なんて書いたらいいのか分からなくて日和った。なんて言って渡せばいいのか分からなかったし、素直に「俺」として贈る覚悟もまだなかった。

・でも渡さないって選択肢が出て来なかったのは、自分のプレゼントが一番うれしいと思ってほしかったから。誰にも負けたくなかった。それにはHiMERUらしさを優先して選んだプレゼントじゃ足りなかった。

・手をつないだのはメルからだった。ちょっと触れたいだけだったのが、こはくの手が離れていってしまったのでとっさに捕まえた。絡んだ小指が温かくて、堪らなくなってつないでしまった。つないでる間中、手から伝わればいいのにと思って好き、好きって念じてた。

・これは書いてなかったけど、どう考えてもソロプのとき左手をくちびるに押し当てて声を殺している。

・こはくの手紙を読んだメル、部屋飛び出して探し回っている。ずっと両思いなの分かっててHiMERUのために宙ぶらりんにしてたけど、2月に手紙出してからの桜河の気持ち考えたらいてもたってもいられなくなった。好きって言えないくせに、好きって言われないようにしてたくせに、諦めて離れていってしまうかもしれないと思うと引き留めずにはいられなかった(思えば小石も結局それだったな…)。時間が経てばまた理性が勝つって分かってたから、すぐに探しに行った。

・手紙、本文書きはしたものの載せるのは臭すぎるかなと思ったけど、そこまで臭くならなくてよかった。書き言葉と話し言葉とサイトのお手本がごっちゃになった感じをうまく出せて、なかなか気に入っている。
#創作メモ