うさぎのろぐ

こはひめ２回目の初夜の時、今までずっとめるの事情を汲んで我慢してたから、この時ばかりは桜河が完全に主導権掌握して■■に自分の存在を刻みつけてほしい♡

もう始まる前にキスしてる段階から「■■はん」てめっちゃ呼ぶし、「やっと〝ぬしはん〟に触れられる」つって足の先まで全身くまなく口付けるし、痕付けまくるし、挿れる時は「見てて」って言ってほしい。「今からわしが■■はんのこと抱くから、見てて」って。

もうずーっと名前呼ばれてるし、前戯で「■■はんの指、細長くて綺麗やな」とか「■■はん、こんなとこにホクロあるん知ってた？」とか散々言われて、めるの意識の中でずっとHiMERUの身体だったものをすみずみまで完全に俺の身体に戻したうえで挿れてほしい。

挿れる時、正常位ならたくましくなった片腕でめるの両腕シーツに縫い止めて入ってくとこ見せるんでもいいし、後背位ならホテルの鏡に手つかせて桜河に抱かれる■■の顔見せてもいい(後者のが私は好き)。挿れられて、「俺」が桜河に愛されてるって認識した瞬間脳でイキそう。

めるは身体どころか心まで一糸まとわぬ状態で曝け出されて気やりそうなくらい恥ずかしいし、それなりの恐れもあるけど、でも何者でもないただの俺を桜河が強烈に欲してるってことを身をもって確認してうれしいし、安心もすると思う。めるは常々「桜河が好きなのはHiMERU」とか「桜河が好きなのはHiMERUとしての俺」とかめんどくさいこと考えてそうだし、この際「桜河が好きなのは俺」だって認めさせてもらえばいいよ。うれしくてちょっと泣いてもいい。桜河大慌て。

今までずっと「好き」だったのに、２回目の初夜だけ「愛しとるで」になるのもいいかもしれん。とっておきの言葉で残しておいた逃げ場を全て奪ってほしい。