うさぎのろぐ

👧🏻「おばあちゃん、おばあちゃん！酔っ払って自ら猫語縛りプレイをおっ始める三十路のメルっていると思う？」
👵🏻「夢見る気持ちは誰にも止められないよ！おまえが望むならきっといるさ」
👧🏻「いる！！」

同棲こはひめ。打ち上げとかで飲んで帰って来たメル、全然酔ってないと思って湯船浸かったら酒が回った。

風呂出たら、桜河はソファーでニキと桜河が出た動物番組見てる。猫にめちゃくちゃに懐かれてデレてる4Kの桜河。それを見ながら、いかにその猫が可愛かったかを興奮気味に説いてくる桜河。なんか妬けてくるメル。

テレビぶち切って桜河の膝に寝そべり、「にゃあ」などと言ってみるメル。たちどころに恥ずかしくなって身動き取れなくなる。

「えっ、なに？　どしたん？」
「……」
「ぬしはん……もしかしてやけど……その、猫やったん？」
「……に……にゃ……」
「……コッコッコ♪ ふ〜ん……へぇ……良ぇ子やね」

頭、顎の下、腰…と撫でながら降りていく手。

「知っとる？　猫ってここ叩かれると喜ぶんやって」つってお尻の上をぽんぽん叩く桜河。人間だからそんなんべつに気持ちいいはずないのに、にゃーにゃー言って猫扱いされてたら、なんか気持ちいい気がしてぶるっと震えるメル。「や、やだ」って全然嫌じゃないのに言う。「ん？　ぬしはん猫やったんちゃうの？」ってニヤッと笑う桜河。

「……にゃ」
「そうそう♪ 猫のぬしはん、これ気持ち良ぇの？」
「ん……にゃ、にゃん……」
「ほっか、素直でかわいいな♪」
「……ぐ……あっ、どこ触って」
「ん？」
「……にゃお」

っていうのを何回も繰り返しながら最後までやる。

翌朝、自分が仕掛けた甘えた猫ちゃんプレイをしっかり覚えてて頭抱える三十路。