運転してたらKalafinaの「君の銀の庭」が流れてきて、毎度そうなるんだけど、また2番の歌詞についてごちゃごちゃ考えていた。まどマギ「叛逆の物語」のエンディングテーマね。 “道に迷ったあの子が今日も一番早く帰り着いた 正しさよりも明るい場所を見つけながら走ればいいんだね”って歌詞があって、ここ聞くたびになんかモヤッとする。まどマギのテーマだから多分、まどかを最後に残った道しるべとして直走ったり夢から目覚めてしまったりするほむらのこと言ってんだと思うんだけど、このフレーズだけを捉えると釈然としない気持ちになる。自分が愚直しかできないから愚直が正しい、愚直であるべきだと信じてる一方で、これができる人のことを心底羨ましいと思ってる。これができる人のことを「要領がいい」って言うと思ってて、私からしたら「要領がいい」はある種の悪口なんだけど、はて…いや吸血鬼みたいな暮らししてるので朝ドラは見てないんだけど。 こはくはこれができる子だよなと思って。でも不思議なことに、こはくに対して「要領がいい」を感じたことがない。こはくって要領いいのかな。「ぬしはんの秘密わしは知っとるで」ってわざわざHiMERUに示すところとか、「友達になろう」ってちゃんと口に出して友達作るところとか見る限り、どっちかというと愚直側のような気がする。こはくは明るい方へ走って行けるけど、そうした方が早く帰り着けるって思ってたり分かってたりするわけじゃないからかな。ただ暗い道より明るい道行った方が良くない?って思ってるから嫌な感じ全くしないのかな。 逆に「俺」のことは暗いけど正しい(と思う)道を着実に歩いていって帰り着くのも順当に遅い人だと思ってるんだけど、要領はいい気がするんだな。(と、ここまで書いてて、私の思う「要領がいい」ってそのまんま「その場その時に合わせて適切な対応を取れる人」ってプラスに感じる意味と「抜け目ない、世渡りがうまい」ってマイナスに感じる意味と二つあるんだなってことに辿り着く。嫌いというか、狡く感じるのは後者だけなんだな。ここで「俺」の要領がいいは前者。)どれほど遅くなっても必ず帰り着ける人だとも思うけど、暗い道を正しいと信じてたら延々暗い道を行くと思う。これって要領じゃなくてもっと何か違う性質なのかな。 これができる人ってつまりなんなんだろ。どういう言葉で表せるんだろ。しかもこはくは「俺」も連れて明るい方へ行けるでしょ。「俺」の意思を無視するわけでもへし折るわけでもなく、自然に合意を得て手を引ける。それってなんなんだろ。結局のところ、私にとってのこはひめって「一緒に行こ♪」なんだよな。明るい方へ、望む未来へ、道順なんて気にしないで、ブンブン気の向くまま一緒に行こ♪ 追記 挿入歌「misterioso」の方が好きなんだけど、最後のフレーズは2人ともに、なんなら4人にエールとして似合うと思うな。“世界はまだ君のため歓びを隠しているから misterioso舞い上がるよ 追いすがる涙の向こうへ 眩しい明日へ” たわごと 2025/01/14(Tue)
“道に迷ったあの子が今日も一番早く帰り着いた 正しさよりも明るい場所を見つけながら走ればいいんだね”って歌詞があって、ここ聞くたびになんかモヤッとする。まどマギのテーマだから多分、まどかを最後に残った道しるべとして直走ったり夢から目覚めてしまったりするほむらのこと言ってんだと思うんだけど、このフレーズだけを捉えると釈然としない気持ちになる。自分が愚直しかできないから愚直が正しい、愚直であるべきだと信じてる一方で、これができる人のことを心底羨ましいと思ってる。これができる人のことを「要領がいい」って言うと思ってて、私からしたら「要領がいい」はある種の悪口なんだけど、はて…いや吸血鬼みたいな暮らししてるので朝ドラは見てないんだけど。
こはくはこれができる子だよなと思って。でも不思議なことに、こはくに対して「要領がいい」を感じたことがない。こはくって要領いいのかな。「ぬしはんの秘密わしは知っとるで」ってわざわざHiMERUに示すところとか、「友達になろう」ってちゃんと口に出して友達作るところとか見る限り、どっちかというと愚直側のような気がする。こはくは明るい方へ走って行けるけど、そうした方が早く帰り着けるって思ってたり分かってたりするわけじゃないからかな。ただ暗い道より明るい道行った方が良くない?って思ってるから嫌な感じ全くしないのかな。
逆に「俺」のことは暗いけど正しい(と思う)道を着実に歩いていって帰り着くのも順当に遅い人だと思ってるんだけど、要領はいい気がするんだな。(と、ここまで書いてて、私の思う「要領がいい」ってそのまんま「その場その時に合わせて適切な対応を取れる人」ってプラスに感じる意味と「抜け目ない、世渡りがうまい」ってマイナスに感じる意味と二つあるんだなってことに辿り着く。嫌いというか、狡く感じるのは後者だけなんだな。ここで「俺」の要領がいいは前者。)どれほど遅くなっても必ず帰り着ける人だとも思うけど、暗い道を正しいと信じてたら延々暗い道を行くと思う。これって要領じゃなくてもっと何か違う性質なのかな。
これができる人ってつまりなんなんだろ。どういう言葉で表せるんだろ。しかもこはくは「俺」も連れて明るい方へ行けるでしょ。「俺」の意思を無視するわけでもへし折るわけでもなく、自然に合意を得て手を引ける。それってなんなんだろ。結局のところ、私にとってのこはひめって「一緒に行こ♪」なんだよな。明るい方へ、望む未来へ、道順なんて気にしないで、ブンブン気の向くまま一緒に行こ♪
追記
挿入歌「misterioso」の方が好きなんだけど、最後のフレーズは2人ともに、なんなら4人にエールとして似合うと思うな。“世界はまだ君のため歓びを隠しているから misterioso舞い上がるよ 追いすがる涙の向こうへ 眩しい明日へ”